本ブログ名『スウェーデンは準核武装国です。スイスも準核武装国です。』に直接関係のある説明は下記アドレスに書いています。
http://kawanya62.iza.ne.jp/blog/entry/1182118/
1、大阪維新の会の維新政治塾が3月25日(日)に開講したようです。
初講義は元経済企画庁長官で作家の堺屋太一氏と、元衆院議員で前横浜市長の中田宏氏が担当したそうです。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120324/stt12032421490008-n1.htm
以下は毎日新聞の記事です。
引用始まり
大阪維新の会が次期衆院選に向けて候補者を養成する「維新政治塾」の開講式が24日、大阪市北区の大阪国際会議場であり、全国から応募した受講生約2000人が出席した。
月2回開講し、5月下旬から6月上旬をめどに、リポートや面接により約800~1000人を「塾生」として選抜。
街頭演説などを課して「候補者予備軍」を絞り込み、次期衆院選で約300人を擁立、200議席の獲得を目指す。
<中略>
この日の講師は堺屋太一・元経済企画庁長官と中田宏・前横浜市長。
4月以降は毎週第2、第4土曜に4グループに分かれて講義があり、北岡伸一・東京大教授(日本政治外交史)、外交評論家の岡本行夫・元首相補佐官、元財務官僚の高橋洋一・嘉悦大教授、元経済産業官僚の古賀茂明氏らが講師を務める。
引用終わり

会場の模様(毎日新聞)
http://mainichi.jp/kansai/news/20120324ddf001010003000c.html
2、え、北岡伸一? 岡本行夫?

北岡伸一氏(研究室公式HP)
北岡伸一氏は、日中歴史共同研究の日本側座長を勤めた人物です。
しかし、歴史共同研究とは名ばかりで、中国が嫌がる歴史は議題に採り上げませんでした。(どこが共同研究やねん)
すなわち、
「4,000万人が餓死した1950年代後半の大躍進政策」、
「数百万人が殺された1960年代後半から1970年代前半にかけての文化大革命」、
「チベット弾圧問題」、
「天安門事件(1989年、天安門前で民主化を求めて座り込んだ多くの市民や学生達を殺戮した中国政府による暴挙)」、
「東トルキスタン(ウイグル)での中国の水爆実験での犠牲者」
等を共同研究の対象にすることは一切なかったのです。
それに対して、共同研究の対象にしたのが「南京大虐殺」であり、「南京での大虐殺はあった」と北岡氏は結論付けています。
実は、先月の名古屋市長河村たかし氏の「南京大虐殺はなかった」発言への批判として、北岡座長の日中歴史共同研究の「研究結果」が利用されています。
すなわち、「日中歴史共同研究も大虐殺を認めているではないか」(朝日新聞)という具合です。
http://www.nishiokanji.jp/blog/?p=1158
では、30万人もの非戦闘員が虐殺されたとする南京大虐殺なるものが、本当にあったのでしょうか?
実は、南京安全区に集中した南京市民の面倒を見た国際委員会の活動記録が『Documents of the Nanking Safety Zone』として、国民政府国際問題研究所の監修により、1939年に上海の英国系出版社から刊行されています。
それによりますと、南京の人口は日本軍占領直前20万人、その後ずっと20万人、占領1ヵ月後の1月には25万人と記録されています。
この記録からすると30万虐殺など、到底ありえないとしか考えられません。
http://melma.com/backnumber_45206_5500369/
http://hassin.org/
3、岡本行夫氏は、外務省出身です。

岡本行夫氏(公式webサイト)
以下は、2008年に産経新聞紙上に岡本氏が発表した対中認識です。
引用始まり
日本の対中感情は良くない。中国にケチをつけるのが流行になった。村山談話を修正しろという議論も増えた。「私たちは輝かしい日本の歴史を取り戻さなければならない」と。過去の過ちを認めた途端に、今の日本に誇りを持てなくなるのか。
日本は成熟した国だ。そろそろ中国の悪口を言うのも、過去の話ばかりするのも止めて、前を見ないか。中国とも余裕をもって向き合うときだと思うのだが。(おかもと ゆきお)
引用終わり
http://blogs.yahoo.co.jp/tarismanaspect/20909202.html
第二次大戦後、最も多くの侵略戦争を行ってきた中国(朝鮮戦争、インド侵略、南ベトナム侵略、中越戦争、フィリピンの島々を侵略、ブータンの北部を侵略併合)を批判してはいけないそうです。
凄いですね。
大躍進政策も、文化大革命も、チベット弾圧も、天安門事件も、東トルキスタンにおける水爆実験被害も、批判してはいけないそうです。
ところが、その後、2010年秋に尖閣諸島領海において中国漁船による海保巡視船への体当たり事件が発生しました。
そして、南シナ海と東シナ海における中国軍の行動や、北朝鮮・パキスタン・イラン3国の核開発への中国の支援、中国のGDPが日本を抜いて世界第2位になったこと等を受けて、この体当たり事件の直前に対中軍事政策をアメリカは変更しました。
そのアメリカの意向をおそらくは忠実に受けて、岡本氏は上記のような媚中を慌てて修正したようです。
以下、岡本氏の公式webサイトからの引用です。
引用始まり
中国とはどうするのか。
「戦略的互恵関係」という意味のない標語のもとで、日本は一方的に中国に押しこまれてきた。
中国の海洋覇権は、あと10年もしないうちに完成する。
太平洋も含めて日本の周辺海域は、中国海軍が圧するところとなる。
その中で日本だけが防衛予算を減額し続けている。大事なのはただひとつ。譲れない日本の国益を確定することだ。
2011年12月31日(土)産経新聞朝刊(人界観望楼第26回)
引用終わり
http://www.yukio-okamoto.com/article/human/index.html
中国に長年媚びてきた岡本氏は、アメリカに叱られてしまったように思われます。
こんな節操のない人を講師にする『維新政治塾』って、外務省の天下り先ですか。
4、北岡氏や岡本氏のような人を政治塾の講師に呼んだのは、維新の会顧問であるこの人かもしれません。

堺屋氏は、平成17年(2005年)4月6日のNHK「その時歴史は動いた―大陸から見た蒙古襲来」において、蒙古には、日本に対する領土的な野心はなく日本との対等な外交関係を結びたかっただけなのに、日本が誤解して戦争になってしまった、というとんでも説(日本が悪い説)を垂れ流していました。
しかし、蒙古からのあの有名な国書を読めば、軍事攻撃をちらつかせながらの服属要求であることは、一目瞭然です。
大蒙古国・国書
「天に守られている大蒙古国の皇帝から日本国王にこの手紙を送る.昔から国境が接している隣国同士は,たとえ小国であっても貿易や人の行き来など,互いに仲良くすることに努めてきた.まして,大蒙古皇帝は天からの命によって大領土を支配してきたものであり,はるか遠方の国々も,代々の皇帝を恐れうやまって家来になっている.
例えば私が皇帝になってからも,高麗(こうらい=朝鮮)が蒙古に降伏して家来の国となり,私と王は父子の関係のようになり,喜ばしいこととなった.高麗は私の東の領土である.しかし,日本は昔から高麗と仲良くし,中国とも貿易していたにもかかわらず,一通の手紙を大蒙古皇帝に出すでもなく,国交をもとうとしないのはどういうわけか?日本が我々のことを知らないとすると,困ったことなので,特に使いを送りこの国書を通じて私の気持ちを伝えよう.
これから日本と大蒙古国とは,国と国の交わりをして仲良くしていこうではないか.
我々は全ての国を一つの家と考えている,日本も我々を父と思うことである.このことが分からないと軍を送ることになるが,それは我々の好むところではない.日本国王はこの気持ちを良く良く考えて返事をしてほしい. 不宣
至元三年八月(1266年・文永三年)」
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~ttakayam/NHKsinjigyakusikan.htm
「新説」を作り上げてでも、モンゴルブームや日中友好を盛り上げたかったのでしょうか。その後大コケした映画もありました。
http://www.aoki-ookami.com/index2.html
以上です。

再審「南京大虐殺」-世界に訴える日本の冤罪
"The Alleged Nanking Massacre : Japan's rebuttal to China's forged claims"
(1冊で日本語・英語併記)
日本会議国際広報委員会 (著), 大原 康男 (著), 竹本 忠雄 (著)

南京事件 国民党極秘文書から読み解く
東中野 修道 (単行本 - 2006/4/25)
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